普段酒礼讃!〜酒と肴にまつわるあれこれ〜

三十路男性のあきんどによる、安い普段使いのお酒と日々の肴を主な話題にしたブログです。

和田来 辛口純米

新型コロナウィルスの影響は少し前に想像できなかったほどになってしまった。外出自粛は飲食店にとって致命的だ。何とか耐えてほしいけれど、その苦労は想像を絶するものだろう。いち飲み歩き好きとしてはエールを送りつつも心苦しく思う。

こんな状況だからといっては皮肉だが、晩酌が一層進んでしまう。不安だから何となしに酒を飲んでしまう。いやいや、これは危うい。

とりあえず、今回は山形は鶴岡市のお酒、和田来(わたらい)辛口純米。
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高槻の「お酒のデパートもりもと」で購入。こちらは新潟の銘酒「〆張鶴」や個人的に好きな「香住鶴」など、結構気になる感じの普段酒を取り揃えている。特筆すべきはその価格で、なんと税込2095円。

非常に柔らかいお酒で、食事の邪魔をしない。悪く言えばややコシが乏しく、個性も薄めかもと感じる。しかし、燗にすると思った以上に味わいが膨らんでええかんじ。この値段なら大健闘という印象。

人間界はこんな状況だけれども、季節は着実に進んでいて、春の味覚を味わっている。今日は蛍烏賊とのれそれで一献。当たり前のような幸せがとてもありがたいと気づく。