普段酒礼讃!〜酒と肴にまつわるあれこれ〜

三十路男性のあきんどによる、安い普段使いのお酒と日々の肴を主な話題にしたブログです。

〆張鶴 月 本醸造酒

新潟の銘酒、〆張鶴より 月 本醸造酒
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税込2236円で購入した。
食事の邪魔をせずスイスイーっと飲めてしまうのが良いところ。新潟らしく淡麗なのだけど、ただちよっとあまりにも淡麗すぎるように感じた。好みで言うと、口に入れたときにもう少し膨らみのある味が好きだ。

しかし日々の酒!に相応しくあっという間に飲んでしまった。冷やしたり燗をつけたりすればよかったが後の祭り。

龍力 特別本醸造 誠龍

またもや間が空いてしまったので今日から連続で投稿したい。
龍力 特別本醸造 誠龍

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某大手小売系列の酒販店で購入。
2299円だったようだ。

龍力といえば純米・特A地区山田錦、というイメージだが、こちらは地元向けの本醸造酒である。実は普通酒もあるようだ。こちらの本醸造は特A地区山田錦20%、五百万国80%使用と表記がある。

飲んだ印象は割りとさらっとしてるなぁという感じ。辛口で日々飲むには飽きの来にくい酒ではないか。悪く言えば味わいはやや薄めかもしれない。

ただ何となく、保管状態の問題で本来のポテンシャルを味わえてないのではないかという印象。龍力の名前故に期待ほどでは…というのが本音である。この値段で過度に期待する方が間違っているが安酒を飲んでいるうちに段々と我儘になっているようである。

惣誉 辛口特醸酒

しばらく更新が滞ってしまった。
飲みが減ってるなんてことはもちろんなく、持病の三日坊主が現れているだけ。

惣誉 辛口特醸酒
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天神橋筋六丁目駅から徒歩分程度の酒蔵なかやまで購入。
初めて訪れたが、地下セラーもあり充実の品揃えの酒屋。四合瓶も豊富においているようで、いろいろと試したい人にも良さそう。

そこでオススメしてもらったのがこちら。実は他にもいくつか選択肢があったが、惣誉を飲むのが初めてだったことと、栃木のお酒は好みに合うものが多いイメージだったのでこちらに決めた。

本当はもう少し上の純米クラスを勧めて頂いたのだが値上がりしており予算オーバーのため急遽本醸造に。(しかし、本醸造クラスも置いてあることに驚き!)
税込2090円とお財布に優しい。

そしてこちらのお酒、好みにクリーンヒット。しっかりキレのある辛口だけれど、味わいと膨らみがある。でも主張は強すぎない。それらのバランスがよい。常温でグイッと飲んでしまうザ晩酌酒。

うーん、またリピートしたい。二週間ほど前に知人と流行りの「Zoom飲み会」(オンライン飲み会)をしたがその際にぜーんぶ飲んでしまったのだった…。

和田来 辛口純米

新型コロナウィルスの影響は少し前に想像できなかったほどになってしまった。外出自粛は飲食店にとって致命的だ。何とか耐えてほしいけれど、その苦労は想像を絶するものだろう。いち飲み歩き好きとしてはエールを送りつつも心苦しく思う。

こんな状況だからといっては皮肉だが、晩酌が一層進んでしまう。不安だから何となしに酒を飲んでしまう。いやいや、これは危うい。

とりあえず、今回は山形は鶴岡市のお酒、和田来(わたらい)辛口純米。
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高槻の「お酒のデパートもりもと」で購入。こちらは新潟の銘酒「〆張鶴」や個人的に好きな「香住鶴」など、結構気になる感じの普段酒を取り揃えている。特筆すべきはその価格で、なんと税込2095円。

非常に柔らかいお酒で、食事の邪魔をしない。悪く言えばややコシが乏しく、個性も薄めかもと感じる。しかし、燗にすると思った以上に味わいが膨らんでええかんじ。この値段なら大健闘という印象。

人間界はこんな状況だけれども、季節は着実に進んでいて、春の味覚を味わっている。今日は蛍烏賊とのれそれで一献。当たり前のような幸せがとてもありがたいと気づく。

笹一 辛口純米

山梨県大月市の笹一酒造より、「笹一 辛口純米」。
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好きな酒の1つだが、取り扱い店は多くない。天五中崎通商店街の中にある稲田酒店で購入。この店は角打ちスペースで豊富な種類の日本酒が飲めることで有名だ。

この酒、純米酒ながら税込2200円と大変お得。そして、味わいはバランス良く飲み飽きない。やわらかな口あたりで、悪く言えば個性は少ないかもしれないが、日々付き合うにはもってこいの酒だ。高コスパというやつだろう。まあ、おかげでかなりハイペースで飲んでしまったのだけど…。

ちょっと縁あって応援している酒蔵のひとつなので、関西での認知度があがってほしい。特に上級ブランドである「旦」(だん)は割と見かける機会が増えてきたように感じる。

賀儀屋 7 Rich

今回は一升税込2600円程度のお酒。もうちょっと安い価格帯にチャレンジしていきたいところだが、初めて入った酒屋であれこれオススメしてもらった中からチョイス。親切に対応していただいたので買わないわけにはいかない。笑

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賀儀屋。愛媛県西条市のお酒で、ずいぶん前愛媛に出張したときに知った。その後大阪でもたまに見かけたが飲むのは久しぶりかもしれない。「うまかった」という記憶しか残っていない。

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飲み口は柔らかいが、口の中にしっかり旨味が広がり心地よい余韻が残る。とても好きなタイプの味わい。そして燗をつけると一層ふくらむ。これはちょっと意外で、それなりに温度を上げてもおいしい。
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これは良い酒にあたった。

今回も間違いないゾーンの価格だったので、次回は2500円以下のお酒を…。

麹で肴を!

思い立って塩麹と醤油麹を仕込んだ。
醤油麹はちゃんと室温で仕込んでるので完成までしばらく時間がかかりそうだが、塩麹は炊飯器の保温機能を使って時短版を作成。麹と塩とお湯を混ぜて保温するだけでできた。

酒の肴を作りたかったので、まずスーパーで買って来た生のイカゲソ(寿司ネタ用らしい)に一味唐辛子を振って塩麹を混ぜ、塩辛風に。
一味が効いて、ちょっと三升漬けを思わせるピリ辛な味わいで良い感じ。イカの刺し身やイカソーメンでやってもよさそう。

もうひとつはトラウトサーモンと大根の塩麹漬け。本当は刺し身用サーモンを生で漬けようと思ったけど、ちょうど魚売り場で約400gのチリ産トラウトサーモンフィレが半額になっており、約250円の超お値打ち価格で購入。これを一口大に切ってオーブンで焼き、塩もみして水気を抜いた大根と一緒に塩麹で和えた。焼いたサーモンの香ばしさが意外とイケる!酒の肴にはもちろんご飯のおかずにもよさそう。
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画像は汚いけど味はよい。先日紹介した金鼓のぬる燗と一緒に楽しむ。日増しに旨味が強くなってく気がする。(気のせいかも!)

少し前の塩麹ブームもスルーしてしまったけど、意外と手軽に作れて酒の肴の幅が広がりそう。作ってよかった、塩麹

醤油麹の完成が待ち遠しい。肉や魚のつけ焼きはもちろん、生野菜や奴にかけて酒の肴にしたい。