金鼓 山廃仕込み純米酒
高槻市の白菊屋で購入。前回買ったのが税抜2500円オーバーの酒だったので今回は税込2500円未満のものを買おうと決めていた。
もちろんこの価格帯だと限られるものの、幾つか候補があるのは流石。あれこれと目移りした末に、その中でも特にお値打ちなこちらを購入。
奈良の大倉本家のお酒。税込2200円なところが嬉しい。
山廃・純米のスペックを裏切らない、しっかりとした味わいながら飲みやすい酒。ラベルにも書いてあるけれど、ほどよい酸味がGood。もちろん価格的にフルボディって感じではないけれど、毎日の晩酌にはもってこいの酒だと思う。
ぬる燗が一番好みにあうかな。割水して燗をつけるとスイスイと進んでしまう…
しめ鯖が美味しい
鯖のきずし(しめ鯖)は好きな肴のひとつ。
ただ自分で作るのは結構手間だし、お店で楽しむものだと思っていた。
先日スーパーで、パック入りのしめ鯖が安く売られていた。マルヨ水産の「とろしめ鯖大根漬け」。二枚入っていて298円だった。これは安い、と購入。
期待しないで買ったけど、普通に美味しい。もちろん最近流行りのレアーなしめ方ではなくしっかり酸っぱいタイプだが、脂もよくのっていて変な臭みもない。こちらは中に大根や昆布が入ってるのでそれも刻んであわせて、1人前約150円の素晴らしいアテになった。
ちなみに、二枚目は表面を軽く炙ってみた。これはこれで良い感じ。パック入りのしめ鯖、侮れない。
十六代目 九郎右衛門 特別純米ひとごこち
順番は前後するが、高槻の酒「清鶴」の前に飲んでたのがこちら。
十六代目九郎右衛門 特別純米ひとごこち。
高槻市にある「美酒の狩人」白菊屋さんで晩酌用の純米酒を見立ててもらって購入。税込み2860円だったかな。2500円くらいまでの純米酒でと希望を伝えたが消費税が入ると3000円に近くなってしまう。改めて消費税高い!と実感。
この銘柄は知らなかったが木曽の酒らしい。2018BYなので1年寝かせてるようで、しかも原酒。そしてこの年は特に当たり年ということでこちらの一本をおすすめいただいた。
ラベル情報からの想像と違って飲み口は重たくない。そしてしっかりとふくらみのある旨い酒だった。アルコール度数17度だけど思わずスイスイと言ってしまう。燗をつけると一層ふくよかだが、食中酒として飽きが来ない!
そう、なかなか良い酒、何より好みの味わいであっという間に飲んでしまった。この価格帯ならまずハズレはないだろね。
ということで暫くは1升税込2500円未満の酒をチョイスしようと決めたのだった笑
JA茨木市 農産物直売所みしま館
陽気が良くなって来たので自転車で買い物に。
総持寺駅近くにあるJA茨木市農産物直売所みしま館に初めて行ってみた。
ま、ブログのことはすっかり頭になかったので売り場の写真は撮ってないのだけれど。
大阪イコール都市部、すなわち農業とは無縁みたいなイメージがあったが、大阪といえど広いので茨木市なんかの郊外には割と畑とかあるみたい。
ということで、売り場には地場の野菜が生産者の名前付きで売られている。自分の実家の近くにも似たようなJAのマートがあるが、まさに同じような雰囲気。
トマトや菜っ葉、芋類、大根などが中心に並んでいた。珍しいものだと祝蕾とか蕾をつけたカブの葉(カブの花とラベリングされていた)などあまりスーパーでは見ないものもある。価格はスーパーより少し安いくらいか。しかし、近所で作られたもので生産者の名前が入っていると俄然テンションがあがる。
経験上、この手の直売所は国産の唐辛子が安く売られていることが多いのでチェックしたらやはりあった。家にまだストックがあるのでスルーしたがこれはまたなくなったら買いに来よう。
奥には冷蔵ケースがあり、お惣菜も売っていた。
漬物がいくつか並んでおり、小さな大根の漬物(塩漬け)が100円で売っていたので購入。
帰宅後大根の漬物を切ってタッパーに詰める。葉っぱもつけてあった。(きゅうりは家でつけた三五八漬) こうしてタッパーに漬物を山盛り詰めると何だか田舎のばあちゃんを思い出す。余計な甘みや不自然な旨みがない大根の漬物は晩酌のお供にぴったりだった。作ってる人によって味も違うだろうからまた足を運んで買い物する楽しみができた。
なお、お店については下記のリンクに場所や営業時間など掲載されている。
大阪(北摂)摂州富田酒 清鶴上撰本醸造
近所のイオンで買った。
1升2055円のthe普通酒。
清鶴酒造は大阪北部の高槻市のまあまあ街中にある酒蔵のよう。(何なら生活圏にあるけど行ったことはない)
味わいに関してはやや辛口でふくらみがあるものの、若干ヒネた感じが前に出る印象があった。昔行きつけていた店のレギュラー酒が灘の「徳若」だったのだが、何となくそれを思い出した。その店もなくなって何年か経つのでちょっと記憶が曖昧だけれど…。
この前に飲んでいたのがもう1〜2ランク上の純米酒だったので最初は、ん〜価格相応と思ったが、徐々に慣れた。笑
開栓から1週間ほどたって何となくまろやかになった感じがする。燗するより常温でがしがし飲んでしまう感じかな。
今日は菜の花の浅漬け(三五八漬け)と一緒に楽しんでいる。三五八漬けのことはまた改めて書きたいと思う。
大阪の酒の中ではマイナーな方ではないかと思う。
なぜ普段酒なのか
お酒好きの方が様々なスタイルでブログを書いていますが、自分は普段使いのお酒「普段酒」に焦点を当ててブログを更新していこうと思います。
この言葉は一般的な定義ではありませんが、特定名称酒の本醸造か純米、あるいは非特定名称酒のいわゆる普通酒でお値段が安いものを勝手にそう呼んでいます。
料理屋で、居酒屋で、"ちょっとええもん"と一緒に楽しむ酒はやはりちょっといい酒を飲みたい。でも晩酌で飲むお酒は自分の作った肴やおかずと合わせるのだから、背伸びしない普段酒がいい。
こだわりは別にありませんが、本醸造~純米あたりの1升3,000円以下(できれば2,500円以下)のお酒を日々嗜み、なんてことない手作りのつまみと一緒にあーだこーだと語っていければと思います。
どうおよろしくお願いします。
by あきんど